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浪工・星翔会
Namiko・Seishokai

卒業生紹介
コロナ禍でカート場が休業し、バーチャルレースに出会い、13歳で世界ランキング1位に輝き、様々なカテゴリーでトップ10入り。白石勇樹氏に認められ、14歳で実車トレーニングを開始。モトクロスバイクにも挑戦し、2021年には電気自動車全国大会で1位、2023年には韓国フォーミュラグランプリで好成績を収め、国内A級ライセンスを獲得。16歳でスーパーFJに参戦し、現在はプロドライバーとして活躍中の三浦柚貴さんにお話を伺いました。。

プロドライバーを目指そうと思ったきっかけは何ですか?
最初はこの世界について全く知識がなく、目指したいという気持ちから始めたわけではありませんでした。私はよく父と旅行に行っていたのですが、一時期父が仕事で行けなくなり、当時中学1年生(13歳)だった私は、車が好きだったのでレンタルカートが楽しめる遊び場で遊ぶことにしました。これがモータースポーツとの出会いのきっかけです。
最初は単なる遊びでしたが、その遊び場にはランキングがあり、負けず嫌いな性格が自然に出て、競い合ううちにどんどん夢中になっていきました。この経験が、プロドライバーを目指すきっかけとなりました。

本格的にモータースポーツを始めたのはいつ頃から?
中学1年生の後半頃です。ちょうどコロナ禍でカートができる施設が休業していた時期でした。その施設にはプロの講師がいて、シミュレーターの育成を行っていました。その講師にお店に連れて行かれ、そこで再びランキングを見つけました。この出来事がきっかけとなり、本格的にカートの世界を目指すようになり、そこからカートの道に進むことになりました。
どのようにして勝ち進んでいきましたか?
最初は全てのレースで勝てたわけではなく、むしろ悔しくてよく泣いていました。レース後、速い選手の走りをじっくり観察し、どうすれば自分も早く走れるかを講師に聞きました。講師からは具体的なアドバイスをもらい、何度も練習を重ねることで、少しずつタイムが縮まり、最終的に勝てるようになりました。
最終目標を教えてください。
F1を目指しています。最近、トヨタもF1に力を入れ始めているので、チャンスが広がっています。
F1に到達するまでのステップは?
F4、F3、F2とステップアップしながら、スーパーライセンスの資格を取得する必要があります。F1に昇格するには、レース結果でポイントを集めることが重要です。また、どれだけ競争力のあるチームに所属できるか、さらには英語力も大きな要素となります。

今後、挑戦したいことややっていきたいことについて教えてください。
モータースポーツはお金がかかるスポーツで、基本的にはレーシングカートからステップアップしていきます。普通はカートのライセンスを取得しますが、私はカートを経験していません。というのも、お金がかかるからです。多くの人はレーシングカートを経験していて、スポンサーを集めたり、お金に余裕があったりする場合にカートを始めます。
私はどのようにライセンスを取得したかというと、実は韓国でライセンスを取得しました。日本では18歳までライセンスを取得することができませんが、韓国では15歳から取得できるので、15歳のときに韓国でライセンスを取り、それを日本に持ち込んだのです。
その後はシミュレーターを活用してトレーニングを行い、少しでも費用を抑える方法を模索してきました。

私の目標は、こういった新しい道があることを証明することです。
私が見てきたドライバーの中には、お金がなくて諦めてしまう人や、トレーニング方法に不安を感じて辞めていく人もいました。私はそんな人たちを支える存在になりたいと考えています。
実際、『グランツーリスモ』という映画にも出てくる内容と似たような経験をしてきたので、その経験を生かして、他のドライバーたちにも新しい可能性を示すことができたらと思っています。
現在、シミュレーターはどのくらいの頻度で実施していますか?
毎週日曜日にシミュレーターを実施しています。内容はショップと育成を兼ねており、レーシングがメインです。スーパーバイザーは白石勇樹さんで、堺LAPSで担当していただいています。ちなみに、白石さんは実際に僕が星翔高校に入学するきっかけを作ってくれた人物です。
星翔高校に入学したきっかけは何ですか?
星翔高校に入学したきっかけは、星翔高校のホームページで「電気自動車研究部にレーシングシュミレータの開発を行っているLAPSより、白石勇樹氏が来校しました」という記事を読んだことです。その記事には、堺LAPSの白石勇樹さんが星翔高校の電気自動車部の電気自動車に乗った様子が紹介されており、そこに強い興味を持ちました。星翔高校の電気自動車部で培ったドライバー経験は、実際のレースで活用することもあります。

お父さんについて教えてください。
元々、摂津のトヨタカローラ店で、営業と整備の両方を担当していました。1級整備士の資格も持っています。現在はユニバーサル・ジャパンの管理業務を担当しています。
自分で車を触ることはありますか?
直接車に触る機会はあまり多くありませんが、触りたいという気持ちはあります。練習の際、知らないチームから車を借りることがあり、その時に人手が足りなければ私が車を触ることもあります。また、車検などは父と二人で通すこともあります。

将来、他に乗ってみたい車はありますか?
ル・マンとラリークラスに興味があります。実は、シミュレーターではラリークラスとフォーミュラのカテゴリーで世界1位を獲得した経験があります。元々はラリーを目指していました。
ラリーも非常に魅力的で、芸能人の哀川翔さんも挑戦しており、注目されているカテゴリーだと思います。
憧れているドライバーは誰ですか?
宮田 莉朋選手です。(宮田 莉朋 | TOYOTA GAZOO Racing)

貴重なお話をありがとうございました!今後ますますのご活躍をお祈りしております!